地下鉄東西線「国際センター駅」周辺整備懇話会初会合 仙台

2015年度開業予定の仙台市地下鉄東西線の「国際センター駅」(青葉区青葉山、仮称)周辺整備について、産学官の関係者らが協議する懇話会の初会合が22日、市役所で開かれた。
 大学教授や市民団体、経営者ら11人の委員が参加し、座長に宮城大事業構想学部の宮原育子教授を選んだ。センター駅予定地近くの仙台商高跡地に建設する集客施設の具体的な構想や、駅周辺の土地利用の方向性について審議していくことを確認した。
 委員からは「観光客だけでなく、市民が集える拠点として整備すべきだ」「車の流入を防ぎ、馬車やベロタクシーが走る地域にしてほしい」といった意見が出た。今後は月1回程度、懇話会を開き、来年6月下旬に提言をまとめる。
 市は、コンベンションと観光交流、ミュージアムの3機能を柱に据えた周辺整備を進める計画。仙台商高跡地については懇話会の提言を踏まえて来年度中に基本計画を決定する。

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