地価調査 宮城県全体で12年連続上昇 JR仙台駅東口の再開発効果が続く

土地取引の指標となる地価調査が公表され、宮城県全体では12年連続の上昇となりました。商業地の上昇率は今回もJR仙台駅の東口周辺が上位を占めていて、再開発の効果が続いているとみられています。

 地価調査は、7月1日時点の土地の価格を宮城県が調べました。35市町村の住宅地や商業地など405地点が対象です。

 商業地や住宅地などを合わせた宮城県全体の平均は1平方メートル当たり11万8600円で、前年より2.2%高くなりました。12年連続の上昇です。

 不動産鑑定士西山敦氏「仙台圏の地価が宮城県の内陸部や沿岸部の下落を補うという形で、これは近年継続している流れと同じです」

 住宅地のトップは仙台市青葉区上杉4丁目で、1平方メートル当たり44万7000円となりました。開発が進む東北大学農学部跡地に近く、マンション業者の引き合いが強いと評価されています。

タイトルとURLをコピーしました