地震による停電を想定し、ハイブリッド車からの給電で信号機復旧 仙台北署

仙台北署は7日、県内で震度6弱の地震が発生し、管内が停電したとの想定で災害警備訓練を行った。

 署員約30人が参加。署近くの交差点で実施した信号機の復旧訓練では署員が手信号で車を誘導し、ハイブリッド車のパトカーから電力を供給して信号機を復旧させる手順を確認した。

 水害時に要救助者を乗せるゴムボートの準備や、感染症発生時に使う防護服の着用方法も学んだ。

 熊谷真警備課長は「災害現場に出た経験のない署員も増えている。災害発生時に市民を守るため、的確に対応できる準備をしていきたい」と話した。

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