埼玉県は県内に住む20代の女性がはしかに感染したと発表しました。感染経路が分かっていないうえ、今月に入って5例目の感染確認となり、県は注意を呼びかけています。
埼玉県によりますと、はしかの感染が確認された県内に住む20代の女性は、今月13日から発熱や咳、発疹などの症状が現れ、きのう、医療機関を受診したところ、はしかと診断されました。女性は一時入院しましたが、すでに退院しているということです。
県は女性と接触があった人たちの健康観察を続けていますが、感染経路は不明で、これまでのところ、発症した人はいないとしています。
埼玉県内では今月に入り、はしかへの感染が相次いで確認されていて、今回で5例目となります。
県は「はしかは感染力が強いので、感染が疑われる場合はマスクの着用や医療機関への速やかな受診をしてほしい」と注意を呼びかけています。