体操女子で16年リオ五輪代表の宮川紗江(18)の代理人を務める山口政貴弁護士が3日放送の日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月~金曜・前8時)に生出演し、宮川からパワハラを指摘された日本協会の塚原千恵子・強化本部長(71)と、夫の塚原光男副会長(70)と暴力が発覚し協会から無期限の登録抹消などの処分を受けた速見佑斗コーチ(34)との確執の原点を明かした。
山口氏によると約5年前に塚原氏から宮川と速見氏に対し朝日生命体操クラブへの勧誘があったという。「一番最初は、コーチと宮川選手、セットで来てくれという話だったようなんです」と明かしこの勧誘を「コーチの方は指導方針の違いとかお断りしたんですね。何度か誘われていたようなんですけど、すべてお断りした」という。
さらに山口氏は「塚原さんが強化本部長になってから、強化本部にも入らないかっていう話もあったんですね」と明かし、「ところが速見コーチが断り続けたところから確執が生まれていったんではないかと思うんですね」と塚原夫妻と速見コーチとの確執の根っこを指摘していた。