塩釜で「直会横丁」着工 にぎわい創出へ来年11月オープン

東日本大震災の津波で被災した塩釜市海岸通地区の市街地再開発事業のうち、第2弾となる2番地の地鎮祭が、現地であった。「直会(なおらい)横丁」がコンセプトの商業エリアで、2020年11月のオープンと、にぎわい創出を目指す。
 10月25日の地鎮祭には、地権者らでつくる海岸通1番2番地区市街地再開発組合、市議会、商工団体、地元町内会の関係者ら45人が出席した。
 神事の後、同組合の鈴木成久理事長が「塩釜の中心市街地として、未来の子どもたちに誇れる街になるよう一丸となって取り組む」とあいさつした。
 2番地は敷地面積1270平方メートル。1~3階と低層の8棟を整備し、敷地内で現在営業している組合員の店を含めて9店舗が入る予定。塩釜神社の門前町の風情を取り入れる。
 再開発事業は1、2番地で実施。整備中の1番地は、マンション中心の住宅棟と駐車棟が20年3月に完成の予定になっている。

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