塩釜産、復興をアピール 33社集いフード見本市

 宮城県塩釜市の水産加工食品など特産品を紹介する塩釜フード復興見本市が14日、塩釜市のホテルグランドパレス塩釜であった。東日本大震災で被災した企業も参加し、全国の流通業者や小売業者に生産再開をアピールした。
 33社の商品を展示。全国有数の生産量を誇るかまぼこなどの練り製品や加工魚、地酒が並んだ。
 例年は塩釜、石巻、気仙沼の3市合同で各地を巡回していたが、今回は震災の影響で塩釜市単独での開催となった。震災で石巻市と女川町から塩釜市に事業所を移転した各1社も参加した。
 出展した事業者は「誤った風評を取り除き、おいしい食材を全国の消費者に届けることで、震災で疲弊した地域経済に活気を取り戻したい」と話した。

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