墨田区生まれのユニークな団体「ドンツキ協会」が3月16日、初の公開「謝罪会見」を開く。
路地の街・墨東エリアに数多く存在する「袋小路」「行き止まり」に焦点を当て、それらを観察し研究するとともに、その地位向上を目指して、さまざまな活動を展開している同団体。2012年3月に発足イベントをスタートさせて以来、協会員の案内で「どんつき」を体験する街歩きフィールドワークなどを開き、これまでに多くのメディアに話題を提供しきた。
謝罪会見は同エリアで開催中のアートイベント「39アート in 向島 2014」参加企画の一つ。プレスリリースでは「設立から3年、これまでの微力すぎる活動を報告させていただき、皆さまのご期待に添えなかったことを深く陳謝致します。質疑応答の時間もとらせていただき、協会の活動への質問・追求・罵倒などにつきまして誠意をもって対応させていただきます」と記されているが詳細は不明。
14日深夜には協会設立当初からの目標の一つでもあった、テレビ朝日の人気番組「タモリ倶楽部」で特集されることが決定しているという。
協会員の一人、フジシロさんは取材に対し「ネット上でも、一体何を謝罪するのか? 謝罪の名を借りた(タモリ倶楽部出演の)自慢会見では? などとさまざまな臆測が乱れ飛んでいるが、真意について今はまだ話せない。当日実際に会場まで足を運んで、その目で確かめてほしい」とお茶を濁す。
会場は京成押上線八広駅に程近い「八広地域プラザ 吾嬬(あづま)の里」(墨田区八広4)。14時から。無料(投げ銭方式)。参加者にはフェイスブックページの参加ボタンや協会宛てにメールによる連絡を呼び掛けている。(すみだ経済新聞)