損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険が30日発表した「2010年夏のボーナスと家計の実態調査」によると、夏のボーナスが増えた家庭は前年から20・2ポイント増加し40・8%となった。減った家庭の28・4%を大きく上回ったほか平均手取額も67万円で前年から1・5万円増えた。
使い道は「プチぜいたく」が14・2ポイント増加するなど、同社では「家計にも底打ち感がでてきている」と分析している。
ただ、7割以上の主婦が「倹約生活をしている」と回答し、使い道のトップは「預貯金」(74・2%)。「生活費の補(ほ)填(てん)」(39・6%)が続くなど、依然として家計を取り巻く環境が厳しいことに変わりはないようだ。
調査は全国の20~50代のサラリーマン世帯の主婦500人を対象に、6月12~16日の間に実施した。