国土交通省が全国の都市で人の動きを調査した結果、家から外出する人の割合が過去最低を記録したことが分かった。
昨年度、調査日に外出した人の割合は平日で80.9%、休日で59.9%と1987年の調査開始以来、過去最低となった。特に20代の休日1日の移動回数は1.43回と70代の1.6回を下回り、若者が以前よりも外出しなくなっていることが明らかになった。
また、買い物や食事など私用目的で外出する回数も大きく減少している。中でも就業していない人は就業者よりも外出が少なく、外出率の減少の割合も大きいという。