外国人観光客いらっしゃい 東北6知事一丸

外国人旅行者数が伸び悩む東北の観光復興を考える「観光で東北を元気にするシンポジウム」が4日、仙台市青葉区の仙台国際センターであった。東北6県知事がパネル討論し、東北が一丸となって来訪者増に努めることで一致した。
東北観光推進機構とJR東日本が主催し約820人が参加。パネル討論で三村申吾青森県知事が「北海道新幹線開通で函館と一体の交流圏となった。北海道に大勢来ている外国人観光客を呼び込みたい」と述べた。
内堀雅雄福島県知事は「(東京電力福島第1原発の)原子力災害の影響はあるが、福島はホープ(希望)ツーリズムを提唱し、世界に復興が前進していることを 示したい」と強調。村井嘉浩宮城県知事は「6県がともに力を合わせることが大切」と話し、海外での観光セールスなどで足並みをそろえる考えを示した。
各県の観光関係者による大型観光宣伝「デスティネーションキャンペーン(DC)」の活動報告もあった。

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