富谷市富谷新町の市まちづくり産業交流プラザ(とみぷら)で16日夜、所在地の地番にちなんだ夜市「SHINMACHI95 Night Market」があった。
宿場町として栄えた富谷新町のしんまち通りに「夜のにぎわいを」と実行委員会が初めて企画。とみぷらを拠点に起業家や起業志望者が集まる「富谷塾」の塾生が出店した。
しんまち通りにある坂道で、大正時代の歌人原阿佐緒と東北大教授が落ち合ったとされる「恋路の坂」と同名のあめ、ラッカセイ、干し柿など地元の農産物が並んだ。地酒の熱かんやキーマカレーが提供され、筆文字の実演やミニ講演会もあった。
とみぷらのコンシェルジュ斎藤知幸さんは「人と人が出会い、つながりが生まれる場にしようと企画した。来年春にまた開きたい」と話した。