大和ハウス、建売住宅シフト鮮明 戸建ての利益率向上へ

大和ハウス工業は販売コストを抑えやすい建売住宅へのシフトを鮮明にしている。2025年3月期は九州で先行していた取り組みを全国に拡大し、戸建て事業の利益率を2.2%と前期比1.5ポイント高める計画だ。主力としてきた注文住宅の販売が減っており、本業である戸建て事業の立て直しを急ぐ。

従来、顧客の要望に沿って設計する注文住宅を強みとしてきたが、23年に建売住宅を中心とする戦略へ転換した。

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