大手平均月給7000円超増加 16年ぶり

 経団連が大手上場企業109社の労使交渉の結果をまとめたところ、今年度の月給は、昨年度に比べて平均で7370円増加したことがわかった。7000円を超えるのは16年ぶりのこと。
 経団連の集計によると、回答が寄せられた大手上場企業109社の月給の平均は、前年度に比べて7370円増加した。増加額が7000円を超えるのは1998年以来、16年ぶりのこと。また、率にすると2.28%のアップとなり、ベースアップ分で0.5%ほど押し上げられたとみられる。
 今年度は、政府、経済界、労働界が景気の好循環実現に向けて協力して取り組む中、ベースアップがどれだけ実現されたかが注目されていた。

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