日テレに改編の嵐が押し寄せている。「ズームイン!!SUPER」をはじめ、ゴールデンタイムでは「ミリオンダイス」や「魔女たちの22時」などが次々と3月で打ち切ることが報じられている。
「日テレは今後、40代女性をメインターゲットにした番組つくりを積極的に進めていくようです」と語るのはテレビ局関係者。その理由として、「若い層はインターネットへ流れる。それにこの40代というのは人口も多い世代ですから」と語る。
ちなみに、この層を最初にターゲットにしたのはTBSだと業界では言われている。
「ただ、この時は時期が早かったことで結局失敗。その後、NHKがこの方針を進めると成功した。これに日テレも続こうとしているようだ」(テレビ局関係者)。
確かに、「ズームイン!!SUPER」の後継番組はこの世代の女性をターゲットにするとの報道もあり、どうやらこの流れはテレビ業界の既定路線のようだ
羽鳥アナ、夏目アナなどの人気アナの退社、さらに昨年には新たな賃金制度などに対してストライキもあった日テレ。最後にテレビ局関係者は、「まあ、改編があると騒がれますが、そんなに大きな問題ではない」と楽観的に語ったが、果たして日テレの思惑は成功するのだろうか。