俳優の大泉洋(42)安田顕(42)戸次重幸(42)らが所属する北海道出身の5人組演劇集団「チームナックス」の北海道テレビ放送制作の冠バラエティー「ハナタレナックス」の全国放送第2弾が2月に放送されることになり、12日、都内のスタジオで会見が行われた。
「全国放送の記者会見をする」ということだけを知らされ、番組ロケ後、会場入りした5人は集まった多くの報道陣を前にそろって不審顔。大泉も「必死に友だ ち集めたんだろ?」とスタッフに思わずツッコミを入れた。会見の詳しい状況を知らされていなかったこともあり、遅れての会場入りとなったことにも「なんか すいませんね」と平謝り。
リーダーの森崎博之(44)も「こんなに注目されていると思っていない」と状況を飲み込めない状 態で会見がスタートした。森崎が「1度たりとも全国放送したいなんて思ったこともない。やりたくないのになんで全国で放送されてしまうんだろうって。迷惑 な話です」と話せば、安田も「心より見ていただきたいとは思えない。5人集まると醜態をさらしてしまう、できることなら見ていただきたくない」とキッパ リ。戸次も「全国放送は不本意。俳優はイメージが大切。番組が放送されることで我々の素がバレてしまう。いいことではありません。全国放送されることは決 定事項なので、諦めました。決して録画をしないでください。決して形に残してほしくない」とネガティブ発言を連発した。
大 泉は「『大河ドラマ真田丸』の制作発表に…」と出演中の「真田丸」(NHK総合、日曜後8・00)を使ってボケてみせ、会場の笑いを誘いつつも「どうして 『ハナタレナックス』の宣伝をしないといけないんですか?一言でも、これを全国でやってほしいって言いましたか?」とスタッフへの不満爆発。「もうこの番 組はやめたいんです。アピールしたくないんです。スタッフとは始まってからずっと平行線が続いています。やりたいことはやらしてくれない。今回の全国放送 がまったく知らないところで決まった。スタッフには我々の意向は伝わらない。賞金もくれないし…そんな番組です」と最後まで愚痴は止まらなかった。
結成20周年を迎えたチームナックス5人が全国で唯一勢ぞろいする人気バラエティー。1月で放送14年目に突入し、昨年2月放送の初の全国ネット特番に続 き、2年連続で全国放送が決定した。今回は北海道の札幌、十勝を舞台に“おもしろ”看板を探して旅を繰り広げる。番組は「ハナタレナックスEX特別編チー ムナックスがゆく 北海道ドライブツアー~札幌&十勝でおもしろ看板探しの旅~」と題し、2月7日午後1時55分からテレビ朝日系24局ネットで放送され る。