大量に余った牛乳を“市職員の有志”が購入…「給食用牛乳キャンペーン」始める 愛知・豊橋市

 新型コロナウイルスによる学校の休校で給食用の牛乳が大量に余っていることから、愛知県の豊橋市役所では9日から職員の有志が牛乳を購入する取り組みを始めました。

 9日朝、豊橋市役所に届いた牛乳。その数およそ500パック。豊橋市のメーカー「中央製乳」では県内の給食用の牛乳の5割にあたる1日35万本を出荷していましたが、学校の休校で牛乳が大量に余る事態になっていました。

 こうした状況を受け、豊橋市の有志の職員らが始めたのが「給食用牛乳を飲もうキャンペーン」。3月19日まで有志の職員が給食用牛乳を購入し飲むということです。

 一方、愛知県は文部科学省に対し、学校の休校で経営に大きな影響を受ける給食の事業者への支援を要請しました。

 事業者の経営が悪化すれば、給食を安定供給する体制が維持できなくなる恐れがあるとして、損失を全額補償するよう求めています。

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