大阪府、コロナ「非常事態」に 高齢者は不要不急の外出自粛を

大阪府は27日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、対策本部会議を開き、感染状況を示す独自基準「大阪モデル」に基づき、警戒レベルを約3カ月ぶりに最高の「非常事態(赤信号)」に引き上げることを決めた。28日から8月27日まで、重症化リスクの高い高齢者には不要不急の外出自粛を求め、同居家族にも感染リスクの高い行動を控えるよう呼びかける。

 新規陽性者数は、オミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりと連動して6月下旬から増え続け、病床使用率も7月27日に50%を超える見込み。府は50%を非常事態への移行の目安としていた。

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