結婚生活は恋愛時代よりも満たされるものであるべきなのに、夫から「こんな面倒なら結婚しなきゃよかった」とこっそり思われていたら……悲劇ですよね。
恋人同士だった頃とは違って、ひとつの家庭を二人で築いていくことが必要になるので、どうしても生活に制約が増えるのも事実。
では、世の夫たちはどんなコトに対して、「結婚して面倒くさくなった!」と感じているのでしょうか? 妻には、決して口にはしていない密かな不満があるようなんです。
そこで今回は、『WooRis』が500名の既婚男性に実施した調査結果をもとに、夫が正直なところ「結婚して面倒くさくなったよな」と感じている生活シーンのワースト3をご紹介します。
■ワースト3位:一人になりたくてもなれない
「あなたが、正直なところ“結婚して面倒くさくなった”と感じていることは?」と複数回答で聞いてみたところ、ワースト3位には16.6%が選んだ「自宅で一人になりたくてもなれない」が選ばれる結果に。
夫婦は一つ屋根の下に暮らしているので当然といえば当然ですが、人間ですから一人になりたいときだってあるのがホンネ。
たまには実家に遊びに帰るなどして、夫が一人になれる時間をあえて作ってあげるのも夫婦円満のコツになるのかも!
■ワースト2位:休日に自由に遊びに行けない
続いて、同ランキングでワースト2位になっているのが18.0%が選んだ「休日に自由に遊びに行けない」です。
ウィークディは仕事で家を留守にしているからこそ、週末などの休日は家族団欒に充てるべきと考えている家庭も多いのでは?
だからこそ、独身時代とは異なり休日に自由に予定を入れることができなくなるもの。そして、世の夫の5人に1人は自由に遊びに行くことができない制約に、小さな不満を抱いているようです。
毎週遊びに行かれたら困りますが、数ヶ月に1回くらいは夫が自由に遊べる週末を作ってあげると喜ばれそうです。
■ワースト1位:生活習慣を口うるさく注意される
そして、同ランキングでワースト1位になっているのが20.0%の夫が選んだ「生活習慣を口うるさく注意される」です。
夫のためを思って「脱いだ靴下は脱衣カゴに入れて!」「ご飯を食べる時にテレビを見ないで!」などと何かと注意をしている妻もいるはず。
けれど、世の夫の5人に1人は、「結婚してから色々と言われて正直面倒くさい!」と感じているのもリアルです。
夫だって立派な大人なのですから、どうしても直して欲しいところ以外は好きにさせてあげるのも愛情なのではないでしょうか。
■次点:嫌いになってもすぐに別れられない
ちなみに、ワースト3からは外れたものの13.4%が選び次点になっているのが「嫌いになってもすぐには別れることができない」です。
結婚は契約ですから、簡単には「やーめた!」と別れを選択できない制度。だからこそ、様々な困難を乗り越えてホンモノの夫婦になっていくわけですが、一部の夫はその制度の仕組みに面倒くささを感じているのもホンネでした。
とはいえ、人間の感情には波があり、嫌いなひとと生活をともにするのはなかなか困難。どんなに結婚生活が長くなっても、夫に嫌われない妻でいることも大事ですよね。
いかがですか?
生活のささいな不満であっても、蓄積すればストレスのもとになることも。夫が密かに抱いている“面倒ごと”を上手に解消してあげるのも賢い妻といえそうです。
(ライター 並木まき)