夫の5割が小遣い3万円以下

 結婚している男性の5割が小遣いは3万円以下-。調査会社のソフトブレーン・フィールド(東京都品川区)が行った調査で、世の亭主族が少ない小遣いをやりくりしている実態が浮き彫りとなった。調査は9月29日~10月5日、インターネットで実施し、全国の結婚している女性811人が回答した。
 それによると、小遣いの管理は「妻」が82%で圧倒的に多かった。夫の1カ月の小遣いが3万円以下は全体で54%。年代別では、20代81%▽30代73%▽40代53%▽50代以上32%。4万~5万円はそれぞれ13%、21%、34%、43%で、年代が上がるほど小遣いが増える傾向がみられた。
 小遣いについての自由記述では、「(夫は)結婚前は何でも買ってくれたり、おごってくれたりするのがすてきだった」のが、結婚後は「その性格がイラっとする」など、家計を同一にするがゆえの悩みも。普段、手作り弁当を持たせている女性は「都合で作れないときは昼食代(罰金)として1千円払う」「髪は夫婦協力して切っています」など、工夫しながら倹約生活を楽しんでいる様子も垣間見えた。

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