奥野監督「必ずJ1へ」 今季J2の山形、新加入者ら会見

今季からJ2の山形は18日、天童市の山形県総合運動公園総合体育館で、新加入の選手とスタッフの入団会見を開いた。J1仙台から期限付きで移籍したFW中島裕希(27)らが、奥野僚右新監督(43)の下でのJ1昇格を誓った。
 MF宮阪政樹(22)、FW万代宏樹(25)、MF日高慶太(21)、MF永田亮太(26)、MF比嘉厚平(21)、DF岡根直哉(23)、中島の選手7人と手倉森浩ヘッドコーチ(44)らコーチ4人が出席した。
 明大から入団した宮阪は「ボールをさばいてゲームをつくる展開力を見てほしい」とアピール。J1清水から期限付きで移籍し、189センチとチーム最長身の岡根は「体格を生かしてプレーしたい」と売り込んだ。
 中井川茂敏ゼネラルマネジャーは得点力不足解消、攻守のバランスなどを今回の補強ポイントに挙げ、「山形のために戦うという気持ちを重視した」と説明した。
 奥野監督は「全員の力で必ずJ1に復帰する。シーズン終了時にサポーターと笑い合いたい」と強調。「1試合平均で2得点以上、失点は1点未満を目指したい」と述べた。
 今季のチームスローガン「連」も発表された。選手同士の連動、サポーターとの連携などの意味を込めたという。

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