女子体操・宮川紗江選手のパワハラ騒動にマツコ苦言 「古い日本のやり方に限界がきてる」

東京五輪を前に、スポーツの世界に蔓延するパワハラ問題の一掃に各界は躍起になっている。

27日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、リオ五輪・女子体操代表の宮川紗江選手のパワハラ問題に触れ、マツコ・デラックス(45)、株式トレーダー・若林史江(40)氏が持論を展開。日本の古い体制への苦言を呈した。

■女子体操・宮川選手のパワハラ問題リオ五輪・女子体操代表の宮川紗江選手のパワハラ問題が大きな注目を集めている。宮川選手を指導してきた速見佑斗コーチが日本体操協会から「繰り返し殴るなどのパワハラ行為」を指摘され、無期限の登録抹消処分を受けた。

しかし、当の宮川選手が「パワハラされたと感じていない」と直談判し事態は一転、パワハラの定義にも注目が集まる状況に。

■不自然さがつきまとうパワハラ騒動番組で紹介された『日刊ゲンダイ』の記事では、同問題を「不自然さがつきまとうパワハラ騒動」と論じている。

実績の高さから高校卒業を前に大学や企業からオファーが殺到した宮川選手。結果的に信頼できる速見コーチと二人三脚で歩む道を選んだことを快く思わない関係者もいたという。

同騒動の影響で、なぜか被害者の宮川選手が所属先との契約を解除され、無所属での活動に追い込まれた。暴力の目撃者がいる一方で、「口頭注意レベル。永久追放は不自然に重過ぎる」という声もあるなど「不自然さ」を指摘している。

■マツコ、若林氏の意見は…この騒動を受け、若林氏は「近年取り上げられてきたハラスメント問題の最たるもの。基本的に受け手側がどう感じるかが問題、なんでもかんでもハラスメントと言い切るのは違ってきている」と主張。

マツコは「真相はわからない」と前置きし、「古い日本の、スポーツを取り巻くやり方に限界がきている。個々に対処するより権限持った人が大ナタを振るわないと…」と苦言を呈す。

さらに「スポーツに限らず、古いジジイたちっていうのは…あと何年ぐらいしたら全員死ぬのかね」と本音を吐露した。

■視聴者の意見は?厳しい指導も時に必要なスポーツの世界において、本当の意味でのパワハラを定義するのが難しいことを今回の騒動は教えてくれた。視聴者もさまざまな意見を漏らしている。

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