女性が「転職で役立たなかったと思う資格」

キャリアデザインセンターは、女性向け転職サイト『女の転職type』の会員880人を対象に「資格」についての調査を実施。転職する上で役に立った資格や、今後取りたい資格などについてアンケートを行い結果を公開しています。

持っている資格で多かったのは「英語」や「簿記」

持っている資格を複数回答式で尋ねたところ、最も多かった回答は「普通自動車免許」で81.5%。2位は「実用英語技能検定」で29.8%、3位「TOEIC/TOEFL」18.1%と続きます。英語に関連する資格が上位にランクインしているほか、日商簿記検定(4位)や秘書検定(5位)など、オフィスワーク向けの資格も目立ちます。

就職・転職で最も役に立たなかった資格は?

就職や転職で資格が役に立ったかについて尋ねた結果を見ると、「役に立った(非常に役に立った 14.1%/やや役に立った 28.3%)」と回答した人が、全体の42.4%、「役に立っていない」が29.4%でした。

具体的にどんな資格が役に立ったかを複数回答式で尋ねたところ、1位「TOEIC/TOEFL」が21.9%、2位「日商簿記検定」が20.8%、3位「ファイナンシャルプランナー」が18.7%という結果に。TOP3とも20%前後と近い数字で、それぞれ英語、デスクワーク、金融関連と汎用(はんよう)性の高い資格が並んでいます。

一方、役に立っていない資格を見ると、最も多かった回答は「普通自動車免許」で85.2%。2位「実用英語技能検定」が30.4%、3位「秘書検定」が15.2%でした。実務や生活で役に立つ「スキル」と、就職・転職で有利になる「資格」の違いが結果に反映されているようです。

「今後取りたい資格」さまざまな資格がランクイン

今後、取りたい資格はあるかを複数回答式で尋ねたところ、1位は「日商簿記検定」で22.8%、2位「TOEIC/TOEFL」21.1%、3位「ファイナンシャルプランナー」18.4%でした。

4位「MOS」以降も数%ずつ緩やかに下降していくグラフで、5位「ITパスポート」や9位「情報処理技術者」など、オフィスワークで汎用(はん性の高い資格が上位にランクインしています。

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