マネーフォワードは28日、「2014年独身男女のお金実態調査」の結果を発表した。それによると、男性より女性の方がパートナーの年収にこだわりがあり、希望する平均年収は640万円となった。
同調査は、2014年8月28日~9月2日にインターネット上で行われ、独身男女2,412人から有効回答を得た。
パートナーに求める年収を聞くと、男性は57%が「特にこだわりない」と回答したのに対し、女性は27%にとどまり、女性の7割以上が年収にこだわりがあることが判明。また、500万円未満と答えた割合は、男性36%、女性29%で、女性の方が少なかった一方、500万円以上を選んだ割合は、男性7%、女性43%と、圧倒的に女性の方が多かった。
貯金額は全体では平均578万円となった。男女別では、女性平均は438万円、男性平均は女性の約1.5倍の646万円。どの年代でも男性の方が貯金が多く、30代以降では約1.2~1.3倍の差がみられた。
食事代の支払いについては、男性の68%が「自分が払っている」と答え、「割り勘」は29%。一方、女性は「男性が支払う」が48%、「割り勘」が45%と、ほぼ同じ割合となった。また、「男性が支払う」と答えた割合は、女性より男性の方が20%高いことから、男性は「自分が払っている」と思っているのに対し、女性は「おごってもらっている」自覚が低いと分析している。
パートナーのために使える金額は、男性が2万4,113円、女性が1万3,778円で、男性は女性の約2倍となった。
(御木本千春)