京都知事選の選挙ポスター掲示板に風俗店の広告ポスターを貼ったとして、警視庁が風営法違反の疑いで、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首にポスターを撤去するよう口頭で警告したことが捜査関係者への取材でわかった。警告は22日付。
立花孝志氏© 読売新聞
捜査関係者によると、同団体は渋谷区の掲示板に女性専用風俗店を紹介するポスター24枚を掲示していた。ポスターには若い男性の写真や、男性のSNSに誘導されるQRコードが記載されていた。警視庁は風俗店の広告宣伝を規制する風営法に抵触すると判断した。
警告を受け、同団体は22日夜に別のポスターに貼り直したという。
都知事選のポスター掲示を巡っては、ほぼ全裸の女性の姿を大きく写したポスターを貼った候補者に対し、警視庁が20日、都迷惑防止条例に抵触するとして警告を出している。