女性経営者220人が交流 仙台でおかみさんサミット

全国の女性経営者が集う「第31回全国おかみさん交流サミットin仙台・東北」が9日、仙台市太白区のホテル佐勘であった。仙台にゆかりのある経営者や郷土史家による講演で学びを深め、交流の輪を広げた。

 全国各地で商店などを営む女性経営者約220人と行政関係者ら約30人が参加した。基調講演したアイリスオーヤマの大山健太郎会長は「売り上げの50%を新商品が占める」と自社の商品開発力をアピール。その秘訣(ひけつ)を「業界目線ではなく、『こんなものがあったら便利』という消費者目線で考えることだ」と語った。

 大会会長を務めた化粧品販売ひらが(仙台市)代表の平賀ノブさん(85)は「女性の力で社会を前に進めようという機運が高まった。仙台の魅力を全国各地の『おかみさん』たちに伝えることができて大成功だった」と振り返った。来年のサミットはさいたま市で開かれる。

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