ゲーム情報誌「ファミ通」を発行するGzブレインは4月2日、2017年度の国内家庭用ゲーム市場が前年比121.8%の3878.1億円だったと発表した。2年連続でハード・ソフト両市場が前年超えした。任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」が好調で、市場を大きくけん引したという。
17年度の家庭用ゲーム市場規模は、ハードが前年比152.7%の2003.1億円、ソフトが同100.1%の1874.9億円、合計で同121.8%の3878.1億円だった。17年3月3日発売のNintendo Switchは累計400万台を突破して市場をけん引。Switch向けソフトは「スプラトゥーン2」(推定累計販売本数214万6190本)、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(同176万3948本)、「スーパーマリオ オデッセイ」(同161万3076本)、「マリオカート8 デラックス」(同139万7018本)など、4本が100万本超えを達成している。
18年度は、Switchと段ボールを組み合わせて遊ぶ工作キット「Nintendo Labo」(ニンテンドー ラボ)、Switch用ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズ」など注目アイテムやタイトルの発売が予定されており、Gzブレインは「今後も市場動向が注目される」とした。
集計期間は17年3月27日〜18年3月25日。