年末年始は大きなイベントやお年玉、冬休みの旅行など、いろいろお金が入用なもの。こんなときこそしっかり計画を立てて、上手にお金を遣いたいですよね。
でも、「お金ないけど……いいや、遣っちゃえ!」なんて言ってると、見てますよ、あなたの子どもたちが!
子 どもに対する金銭的教育は、つい親が怠りがちな科目です。でも、子どもは絶対的存在である親のマネをして育っていくのですよ。英語ニュースサイト 『U.S. News & World Report』の記事を参考に、子どもが将来マネするかもしれないお金の悪癖を認識しましょう!
■1:ガマンをしない
お金がないのに、アレもコレも欲しいものは即買い。子どもが「アレ買って!」と言っても、「しょうがないわね……」と無理して購入したりしていませんか?
そんなことでは、子どもが“ガマンすること”を学ばず、「お金がないけど、どうしても欲しいから、今クレジットカードで買う」という悪癖を身につけてしまいます。
「NOというのも子どもの将来のため」と心を鬼にして、ダメなときはきちんとそう伝えましょう。
■2:必要なときに何でも買い与える
子どもは毎月お小遣いや労働に対する“賃金”をもらって、そのお金でやりくりをしていますか? それとも、子どもが必要なとき、必要なものを親がその都度買い与えていますか?
欲しいときいつでもお金を与えては、「お金は努力せずともいつでも入ってくる」と思ってしまいます。家事を手伝わせるなどして賃金を支払い、その中でやりくりさせるようにすれば、お金を稼ぐことの喜びと、お金のありがたさ、やりくりの仕方が備わります。
■3:衝動買いが多い
食料品でも洋服でも、子どもを連れて買い物に行くとき「あっ、コレ欲しい!」と思ったものを衝動的に買うことが多くありませんか?
そんなことをしながら「お金を計画的に遣いなさい!」なんて教えられませんよね。買い物前に必要なもののリストを作ってから行くと、あっちへこっちへフラフラ……ということも少なくなります。
■4:子どもに教えることを自ら実行しない
子どもは、親の矛盾をびっくりするほどよく観察しているものです。あなたが「健康にいい野菜を食べなさい」と子どもに言いつつケーキをバクバク食べていたのでは、説得力がありませんよね。
子どもへのお金教育も同じことが言えます。「お小遣いを無駄遣いしちゃダメ!」と言いつつ、自分が無駄なものを買い込んでいるようでは、子どもはあなたの行動をマネするようになりますよ!
以上、子どもがマネしてしまうお金にまつわるNG習慣をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
新年は、子どもにも新しい習慣を身に付けさせるいい機会。気分を新たに、親子で2015年のお金の目標を立ててみましょう!