子どもの足を守るために実践したい、靴選びの6か条

1)「子どもの足は成長が早い」は間違い
1年に1センチ以上足が成長する幼児期には、3歳ごろまでは3か月ごと、6歳ごろまでは半年ごとに靴を買い替えましょう。その後は半年に5ミリ程度しか成長しないので、「すぐ大きくなるから」とブカブカの靴を与えるのは足トラブルのもとです。

2)つま先には5ミリほど余裕を
靴の中で5本の指がしめつけられず、自然な形を維持していることが大切。はいた時、つま先に5ミリほど余裕のある靴を選びましょう。

3)かかとがフィットするものを
かかとの部分がブカブカだと足が靴の中で不安定になり、足トラブルや体のねじれの原因に。保護者が足を手で支え、靴がかかとを包み込んでいるかどうか、靴を上下に動かしてみましょう。足の甲が最も山型になった状態でフィットするかどうかも確かめてください。

4)インソールでサイズ調節
靴の足囲は、A、B、C、D、E、2E、3E、4E、F、Gと10段階に分かれていますが、実際に販売されているのは2E~4Eがほとんど。小学生の足を計測したところ、女子はD~2E、男子はE~2Eが多いので、インソール(中敷き)がはがせる靴を選び、別売りのインソールで足に合うよう調整することをおすすめします。

5)つま先ではなく、かかとをトントン
靴をはく際、つま先を地面にトントンするのではなく、かかとを合わせるために「かかとトントン」を。そのうえでベルトや靴ひもをしっかりとしめ、つま先に余裕を出しましょう。

6)子どもの足をじっくり見る
どこか赤くなっていないか、気になる形になっていないかなどを、半年に一度くらいでよいのでチェックしてください。

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