仙台市議会12月定例会は8日、本会議を開き、代表質疑を行った。通院・入院とも就学前までが対象の子ども医療費の助成制度について、奥山恵美子市長は2011年度にも対象年齢を引き上げる考えを明らかにした。
跡部薫氏の質問に答えた。同氏が所属する会派「新しい翼」は1日に行った市への政策提言で、ワンコイン(500円)の自己負担を求めた上で通院は小学3年まで、入院は中学3年まで拡大するよう要望。奥山市長は「提言の趣旨も含め、拡充の実現に向けて最大限努力する」と答弁した。
市中心部で11月に実施されたコミュニティーサイクルの社会実験に関し、奥山市長は「使いやすいシステムの構築に加え、利用者負担の在り方などを検討し、本格実施に向けた取り組みへとステップアップしたい」と、推進する方針を示した。
質問に立ったのはほかに村上一彦(民主クラブ仙台)、鈴木繁雄(改革フォーラム)の両氏。
9日以降の質問者は次の通り。(敬称略)
▽代表質疑 嶋中貴志(公明党市議団)、すげの直子(共産党市議団)、石川建治(社民党市議団)
▽一般質問 加藤和彦、小野寺健、田村稔、小田島久美子、高見のり子、相沢和紀、西沢啓文、菅原健、橋本啓一、岡本あき子、赤間次彦、鈴木広康、ふなやま由美、大槻正俊、郷湖健一、安孫子雅浩、佐藤正昭、鈴木勇治、大泉鉄之助、岡征男