産業能率大が15日発表した「社長が選ぶ今年の社長」の1位に、ソフトバンクの孫正義社長が2年連続で選ばれた。「既存の枠を超えた思想の基に未来の企業像を考えている」(情報サービス業)、「カリスマ性と庶民性がある」(土木・建設業)ことなどが評価された。
2位は10月に死去した米アップル前CEO(最高経営責任者)のスティーブ・ジョブズ氏、3位はカジュアル衣料チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長。理由は、ジョブズ氏が「次々と凡人には思いもよらないアイデアが浮かぶ」(出版・印刷業)、柳井氏が「海外事業を展開するスピードがすごい」(製造業)-など。
横浜ベイスターズの買収で球界に参入したディー・エヌ・エーの守安功社長が7位、損失隠し問題で揺れるオリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長が8位に入った。