■オンブズマンと共闘「ハコモノ行政を中止」
「オタク評論家」として知られる宅八郎氏(44)=本名・矢野守啓=が、東京・渋谷区長選(15日告示、22日投開票)に無所属で“電撃出馬”することが13日、分かった。宅氏は「渋谷を『萌える街』にしたい」と抱負を語った。
市民団体「オンブズマン渋谷行革110番」が今週に入り宅氏に出馬を打診していた。宅氏は「コスプレのウグイス嬢を使う」と“宅流”の選挙戦を展開する一方で、「巨大ハコモノ建設の中止などを地道に訴える」としている。
宅氏は浜松市出身。法政大学卒業後、CM制作会社勤務を経て雑誌ライターなどとして活躍。長髪に眼鏡のスタイルでテレビにも出演した。
同市民団体では一時、落語家の快楽亭ブラック氏(54)を擁立したが、調整がつかず出馬を取りやめていた。
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