宇宙から青緑色の輝き ハートレー彗星あす最接近==☆

 地球に接近しているハートレー彗星(すいせい)が淡い青緑色の光を放つ神秘的な姿を19日未明、石巻市大原浜で撮影した。明るさは肉眼では見ることができない6等。あす21日に最接近する。
 彗星は1986年、オーストラリアの天文学者マルコム・ハートレー氏が発見。約6年半の周期で太陽を周回している。今回は発見以来、最も地球への接近が期待され、天文ファンの間で話題になっている。
 午前3時すぎ、500ミリの望遠レンズを赤道儀にセットし天頂の天の川に向けて自動追尾すると、小さな光が浮かんだ。
 仙台市天文台は「観測には街明かりのない暗い場所で、双眼鏡や望遠鏡が必要です」と話している。(写真部・伊深剛)

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