安住紳一郎アナ、ジャニー喜多川氏「性加害」で芸能人のメディア出演に提言…「メディアと芸能事務所…キャスティングのルールは禁止事項作るべき」

TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は13日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、企業の間で広告契約の見直しが相次いで発表されたことを報じた。

 このニュースは「ニュース関心度ランキング」のコーナーで1位となった。12日は大手消費財化学メーカー「花王」が同事務所所属タレントの広告・販促物等の展開を中止すると発表した。俳優・木村拓哉を広告に起用する日本マクドナルドは「いかなる人権侵害も許容することはできない」とコメントし、契約期間満了後は更新しない方針を発表。かぜ薬「ルルアタックシリーズ」のCMに嵐の松本潤が出演している第一三共ヘルスケアも、同事務所が被害者の救済策や再発防止策を講じなければ、現時点の契約は期間満了で終了し、新たな契約もしないとしている。

 企業の見直しを受けスタジオで総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーは「テレビ、ラジオ局、メディアもジャニーズ事務所と取り引きをしている企業の側面があります」と指摘。その上でTBSの見解を伝えた。同局は「TBSテレビは引き続きジャニーズ事務所に対して被害者の救済と人権侵害の再発防止を要望していくとともに事務所がどう着実に進めていくのかを今後も注視しながら適切に対処してまいります」と発表している。

 この見解を読み上げた安住アナは「(ジャニーズ事務所の)東山(紀之)新社長も『メディアとは、これからしっかり話し合いをしながら見直すべきところは見直していく』という話をされていました」とした上で「私も個人的にそう思います。メディアと芸能事務所、特にキャスティングに関するルールは、ぜひこの機会に禁止事項などルールをしっかり作るべきだと思っております」と提言していた。

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