日産自動車と三菱自動車の一部の軽自動車で、エアバッグやシートベルトが日産の実施した安全試験で基準値を満たさず、両社が調査していることが9日、分かった。対象は日産の軽ワゴン「ルークス」と、三菱自の「eKスペース」「eKクロススペース」。試験装置が原因の可能性もあるとして、両社は確認を進めている。 10月の軽新車販売台数 3位は日産「ルークス」
三菱自は「衝突時にもエアバッグやシートベルトは作動し、通常走行において安全性に問題はない」としている。3車種は生産や出荷、販売を停止している。調査の結果が判明するまで生産の再開は見合わせる。日産は「シートベルトとエアバッグなどに確認事項がある」と説明している。