第29回定禅寺ストリートジャズフェスティバル(協会主催)が7、8日、仙台市中心部で開かれる。今年のテーマは「Road~みんなのキセキ~」。演奏者や観客ら多くの人々に「奇跡」に起こしながら、29年間歩んできた「軌跡」を振り返り、未来のジャズフェスに思いをはせる。全国最大級の市民音楽祭で、主催者は約72万人が訪れた昨年を上回る人出を期待する。
青葉、宮城野両区の公園や事業所、公共施設前などに計46カ所のステージを設置する。710グループ、約5100人のプレーヤーがジャズ、ロック、ブルース、アカペラなど多彩なジャンルの楽曲を奏でる。
ストリート演奏は両日とも午前11時~午後6時(一部会場は午後8時まで)。錦町公園では7日午前11時から飛び入り参加が可能な大合奏「スウィングカーニバル」を開催。年齢や演奏経験を問わず、幅広い市民に音楽を楽しんでもらう。
未来のジャズフェスを担う若者の発表の場「高校生チャレンジステージ」も設ける。両日午前11時から。オーディションで選ばれた12組が若さで盛り上げる。
メイン会場の勾当台公園市民広場では、7日午後5時からNICOLAS PARENT TRIOなど3組、8日午後4時半からは宮野寛子&noonなど3組が、プロの演奏を披露する。フィナーレは8日午後7時半~午後8時。
両日とも正午~午後9時、定禅寺通の北側車線が東二番丁通交差点-晩翠通交差点間で通行止めとなる。
連絡先は協会事務局022(722)7382。