宮城、島根のケーブルテレビ協議会、番組提供で連携協定 仙台-出雲線就航受け交流深める

宮城、島根両県のケーブルテレビ協議会が、それぞれが制作した番組を交換して放送する連携協力協定を締結した。地域航空会社フジドリームエアラインズの仙台-出雲(島根県)線が昨年就航したのを受けて、両地域の交流を深めるのが目的。
 出雲市で2月18日に行われた調印式では、宮城県協議会の菊地善昭代表幹事(仙台CATV社長)と島根県協議会の今岡余一良名誉会長(出雲ケーブルビジョン社長)が、(1)相互の地域情報発信(2)番組コンテンツの交換-などを記した協定書に調印した。
 第1弾として、宮城側は加盟5社が制作中の東日本大震災特別番組、島根側は石見銀山や出雲大社を紹介する観光番組を提供し、それぞれ近く放送される。
 菊地代表幹事は「ケーブルテレビの番組を通して、東北と山陰全体の人的交流、直行便を生かした観光交流の役に立ちたい」と話している。

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