宮城からも自衛隊撤収=「復興への勇気もらった」

 東日本大震災の発生以降、144日にわたり活動を続けてきた自衛隊が1日、宮城県から撤収した。活動は人命救助からがれき撤去、害虫駆除など多岐にわたった。
 宮城県庁でこの日行われた撤収式で、村井嘉浩知事は「大災害を前にしてうちひしがれる私たちに、生きる勇気と復興に立ち上がる勇気を与えてくれた」と感謝の言葉を述べた。これに対し、陸自第6師団(山形県東根市)の久能雄二団長は「いまだ2441人の方が行方不明になっており、一日も早くご家族の元に戻られることを願っている」と無念そうに話した。(2011/08/01-12:47)

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