宮城のご当地キャラがサイダーに 好みの図柄選んで

地域の特産物の商品開発などを手掛ける合同会社カイタク(石巻市)は4日、県内のご当地キャラクターをラベルに描いたサイダーを初出荷した。仙台市若林区の物流施設で出発式があり、キャラクター9体も参加して盛り上げた。

 「宮城ご当地キャラサイダー祭り」と題し、新型コロナウイルスの影響でイベントなどの出番が減ったキャラクターに活躍の場をつくり、宮城の明るい話題を発信しようと企画。トレボン食品(宮城野区)の昔ながらのサイダーに、県の観光PRキャラクター「むすび丸」や観光PR集団「伊達武将隊」など21種のラベルを貼った。
 この日は全国各地に計100セットを発送した。カイタク代表社員の山野目真悟さん(32)は「宮城に来たくても来られない人にキャラが会いに行くというコンセプト。コロナが落ち着いたら、宮城に会いに来てほしい」と話す。
 出発式に参加した仙台弁こけしは「ぱーっと気持ちが明るくなる、めんこいサイダー。しゃっこぐすで(冷たくして)おいしく召し上がれ」とPRした。
 注文は15日まで「みやぎ水産の日アンテナショップ」のウェブショップなどで受け付ける。8本セットで、図柄指定は送料込み3400円、お任せは3240円。11~16日、青葉区のエスパル本館で即売会も行う。連絡先はカイタク022(794)8188。

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