宮城の人身事故多発交差点 国道4号「六丁目」8年連続ワースト 2位は286号「根岸」

日本損害保険協会(東京)がまとめた2021年の全国交通事故多発交差点マップによると、県内で最も多くの人身事故が発生した交差点は、国道4号仙台バイパス六丁目(仙台市若林区)だった。9件が発生し、8年連続でワーストとなった。

 人身事故が多く発生した交差点の上位3位(7カ所)のうち6カ所が仙台市内、残り1カ所が石巻市内だった。2位は国道286号根岸(太白区)の8件。3位は仙台バイパス運転免許センター入口(泉区)、山下清水町(石巻市)、愛宕神社下(太白区)、河原町2丁目(若林区)、広瀬橋南たもと(太白区)の各5件となった。

 六丁目は両側10車線の大型交差点で、左折時の事故発生が相次ぐ。根岸は進行方向が分かりづらい変則五差路で、追突事故が多い。

 21年に発生した県内の人身事故は4286件。うち交差点事故の割合が56・4%を占めた。

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