宮城の認証飲食店、マスク個人判断に 国の新指針に合わせ13日から

宮城県が「みやぎ飲食店コロナ対策認証制度」の認証基準を一部緩和し、認証店で来店者のマスク着用を13日以降、個人の判断に委ねることが分かった。新型コロナウイルス対策のマスク着用に関する国の新指針に倣った。

 認証基準19項目のうち、5項目にあるマスク着用の記述を削除する。カラオケ、ライブなどの自粛を解除するほか、大声での会話を避けることなどを条件に、従業員にもマスク着用を求めない。

 来店者には、せきエチケットの徹底を要請する。3密回避や利用者や従業員の体調確認、手指の消毒、適切な換気など基本的な感染対策は引き続き求める。

 県によると、認証店は6日時点で3618店(閉店を含む)。基準改定後も、各店の判断で従来の対策を実施できる。

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