宮城の食は元気の源 東京で復興応援イベント

食を通じて東日本大震災の被災地を支援するイベント「復興応援マルシェ 宮城げんき市場」が24、25の両日、東京都千代田区の日比谷公園であり、家族連れなどでにぎわった。臨済宗建長寺(神奈川県鎌倉市)派の住職や東京の企業などでつくる「海の里創造プロジェクト」が主催した。
 宮城県石巻市や気仙沼市、宮城県女川町の飲食店などが23のテントを構えた。地元産のホタテやワカメ、ご当地グルメの石巻焼きそば、気仙沼ホルモンなどを販売した。
 25日は小雨が降る中、行列のできる店もあった。気仙沼ホルモンを販売した気仙沼市物倉山の小野寺雄志さん(42)は「復興は進んでいないが、気仙沼の食や観光をアピールしてファンを増やしたい」と話した。
 「げんき市場」は9月14、15の両日に埼玉県川越市の蓮馨寺で、11月2~4日に建長寺で開催される。

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