新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた飲食店の政府支援策「Go To イート」の宮城県事務局は2日、既に販売した食事券の利用期限を12月15日に再延長すると発表した。テークアウト、デリバリー以外の利用自粛要請を続けるとともに、売れ残った分の販売は再開せずに終了する。
食事券は1冊1000円券5枚を4000円で販売した。発行した140万冊のうち、販売停止した3月16日までに約104万冊が販売され、5月15日までに76・8%が店舗で使用された。県内の加盟店は約3900店。
県はコロナの感染拡大を受け、2月に再開した食事券の販売を再停止するよう3月に政府に要請していた。