宮城バスケ協会が一般社団法人化 4月から

任意団体の宮城県バスケットボール協会は、4月1日に一般社団法人化する方針を決めた。5月までに協会人事を固め、設立総会を開く予定。
二つの国内男子リーグを統合できていないとして、国際連盟(FIBA)から資格停止処分を科された日本バスケットボール協会が昨年4月、協会改革の一環として、加盟する都道府県協会に法人格取得を義務付けたのを受けた措置。
財政など組織運営の透明化を図り、加盟チームからの登録料の使い道を明確にする。法人化により、各種団体に大会への助成金を申請しやすくなる利点があるという。今後、選手強化費などに充てる収入を確保するため、国際試合誘致などの事業計画を練る。
法人化に伴い、今月18日に常任理事会を開き、これまで55人だった常任理事と理事を削減する組織改革を決める予定。菊池哲会長(80)は「協会運営の透明性を確保し、今まで以上に社会的信用を高められるような組織にする」と話している。

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