亘理町の荒浜海水浴場が14日、海開きし、町観光協会の関係者らが無事故と期間中の好天を祈った。
遊泳区域は南北に幅150メートル、沖合100メートル。利用時間は8月13日までの午前9時~午後4時。
海開きに先立ち現地であった安全祈願祭には地元関係者約20人が出席。観光協会会長の山田周伸町長は「レジャーが多様化しているが、自然と触れ合う海水浴の人気は高く、多くの集客が見込めると考えている。交流人口の拡大に期待する」とあいさつした。
東日本大震災と新型コロナウイルスの影響で長期休止を余儀なくされた海水浴場は昨年、12年ぶりに再開した。観光協会によると、震災前の海水浴客は年間約3万5000人。昨年は悪天候が響き、8507人にとどまった。