宮城・仙台アニメーショングランプリ2016開催発表 募集要項を発表

宮城県が主催する「宮城・仙台アニメーショングランプリ」が今年も開催される。「宮城・仙台アニメーショングランプリ2016」の募集要項が発表された。作品の受付は2015年11月2日から2016年1月13日まで行われる。
「宮 城・仙台アニメーショングランプリ2016」は2008年から開催され、今回で8回目となる。クリエイターの発掘や、その人材とアニメーション関連産業事 業者をマッチングし、東北地域からコンテンツを発信することを目的としている。近年、地方発のアニメーションコンテストも少なくないが、継続的な開催で存 在感も増している。

2016年度は、30分以内のアニメーション作品を募集する。一般部門と復興部門があり、復興部門は宮城県在住者、宮城県出身者を対象としたもので前年度から引き続きの募集となる。テーマは自由で、応募資格も無い。自由な創作を求めるのはこれまでと同様だ。
賞はグランプリと優秀賞が設けられている。受賞作品は、2016年3月に仙台で開催する表彰式で上映予定となっている。さらに、AnimeJapan2016をはじめとした展示会に出展する予定だ。

審 査委員長は、株式会社ぴえろの最高顧問や一般社団法人日本動画協会の相談役である布川郁司さんが務める。副審査委員長には株式会社電通コンサルティング取 締役の森祐治さん、審査委員は、海外などでも活躍しているデジタルハリウッド大学・大学院特任教授の櫻井孝昌さん、宮城学院女子大学大学院の教授である西 浦和樹さんが務める。
募集は11月2日から2016年1月13日まで。2015年度は、中島悠喜さんの『乱波(らっぱ)』がグランプリを獲得し、優秀賞が5本という結果だ。2016年度はどのような作品が登場するのか、新たなクリエイターに注目したい。

[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載記事]

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