宮城県富谷市が新たに整備する図書館などの複合施設の着工に向けた安全祈願祭が8日、市成田公民館敷地内であった。施設は2026年2月に完成する予定。
市や工事の関係者ら約40人が出席。くわ入れや玉串奉てんといった神事をした後、若生裕俊市長が「市民が長年待ち望んだ施設がいよいよ着工を迎える。安全、無事に完成の日を迎えたい」と述べた。
施設は成田公民館の隣に建設。市内初で約14万冊所蔵の市民図書館のほか、菓子の試作用工房やカフェを備える「スイーツステーション」、子ども向け屋内遊戯場の三つの機能を持つ。鉄筋コンクリート一部鉄骨2階で延べ床面積約3200平方メートル。工事費は約31億円。