発電事業会社の富谷電力(宮城県富谷町)は、同町今泉地区に建設していた出力1200キロワットの大規模太陽光発電施設(メガソーラー)「とみやソーラーガーデン」の稼働を始めた。
約1.9ヘクタールの用地に太陽光パネル4900枚を設置し、一般家庭350世帯分に相当する年間123万キロワット時の発電量を見込む。総事業費は約4億円。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、全量を東北電力に販売する。
2日に町内で完成記念式典があり、関係者約100人が出席した。若生裕俊社長は「原子力発電への依存度を下げるため、再生可能エネルギーを少しずつでも増やしていくことが重要だ」と話した。