宮城・富谷にメガソーラー 地元企業、農園を併設

発電事業会社の富谷電力(宮城県富谷町)は10日、同町今泉地区に出力1200キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表した。8月に着工し、2014年2月の発電開始を予定する。
 年間の発電量は、一般家庭350世帯分に相当する123万キロワット時を見込む。事業費は約4億円。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、発電全量を東北電力に販売する。
 約1.9ヘクタールの用地に発電施設を設置するほか、ブルーベリー約300本を栽培する。敷地内で養蜂事業にも取り組むなど、農園併設型の発電所として運営する。
 富谷電力の若生裕俊社長は「エネルギーの地産地消を目指しつつ、果実や蜂蜜を使った特産品づくりにも挑戦したい」と話している。

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