宮城・山元でひまわり祭り

東日本大震災で被災した宮城県山元町沿岸部で、「第7回やまもとひまわり祭り」が開かれている。東北最大規模の約280万本のヒマワリは今が見頃。28日までの期間中、無料開放され、摘み取りも楽しめる。

 会場は津波被害を受けて集約整備された笠野地区の農地約7・6ヘクタール。地元の農業法人「やまもとファームみらい野」の耕作地で、草丈が150センチ程度と低く、大輪を咲かせるサンマリノ種が作付けされている。祭り終了後は緑肥として地力増進に活用される。

 3メートルの高見台からヒマワリ畑を見渡した岩沼市の公務員佐藤幸さん(45)は「とてもきれいで、想像していたよりも広大だった。復興が進んでいると感じさせる良い取り組みだと思う」と話した。祭りは町主催で2018年に始まり、毎年会場を変えて開かれる。

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